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CLINICAL BIOSTATS

OKYO Pharma、ニューロパシック角膜痛(NCP)のOK-101第2相試験をタフツメディカルセンターとの共同で開始

OKYO Pharma、ニューロパシック角膜痛(NCP)のOK-101第2相試験をタフツメディカルセンターとの共同で開始

日付:2023年7月28日

イントロダクション: 眼科に特化した大手バイオ医薬品会社、OKYOファーマ・リミテッドは、未満たされた医療ニーズに対応する使命の中で興奮すべき進展を発表します。同社はタフツメディカルセンターとの臨床試験契約を締結し、画期的な治療薬OK-101の有効性と安全性を評価する40人の患者を対象とするオープンラベル試験を実施します。この期待に満ちたパートナーシップは、FDAが承認した治療法の選択肢が存在しない慢性的かつ重度の目の不快感に苦しむ患者に希望を提供することを目指しています。

主なハイライト

  • OKYOファーマ・リミテッド(Nasdaq: OKYO)は、タフツメディカルセンターとの新しい臨床試験契約を発表し、ニューロパシック角膜痛(NCP)の治療におけるOK-101の有効性を評価します。
  • NCPは慢性的な目の不快感と生活の質の低下を引き起こす厄介な状態です。
  • OK-101は、新しいリピッド結合ケメリンペプチドアゴニストであり、NCPの症状を緩和する非オピオイド性鎮痛剤としての潜在能力を持ちます。
  • NCPに対するIND(治験薬承認申請)は2023年第4四半期に提出予定であり、FDAの承認後すぐに試験が開始される予定です。
 

未満たされたニーズ: ニューロパシック角膜痛(NCP)は重度で慢性的な目の状態であり、影響を受ける個人の日常生活に大きな影響を与えます。現在の治療法はオフラベルの局所的および全身的な薬剤に限られており、患者は未満たされた医療ニーズに直面しています。しかし、OK-101のNCPのマウスモデルを用いた予備的な概念実証研究では、角膜痛応答を軽減する有望な結果が示されており、必要な治療法への希望をもたらす可能性があります。

OK-101の可能性: OK-101は、眼球の炎症を担当する免疫細胞に存在するChemR23 Gタンパク質共役受容体を標的とするリピッド結合ケメリンペプチドアゴニストです。膜アンカードペプチド(MAP)技術を用いて開発されたこの革新的な薬剤候補は、NCPおよびドライアイ症候群のマウスモデルで抗炎症および鎮痛活性を示しています。これらの結果は研究者や臨床医に熱狂をもたらし、オピオイド関連の副作用や依存症のリスクなしにNCPを管理する可能性を示しています。

臨床試験: 40人のオープンラベル試験は、ペドラム・ハムラ医師の指導のもと、タフツメディカルセンターで実施され、約6-9か月かかる見込みで、費用は100万ドル未満です。この試験では、OK-101の効果を実世界の臨床設定で評価し、患者にもたらす可能性についての理解を深めることを目指しています。2023年第4四半期に予定されている治験薬承認申請(IND)の提出は、OKYOファーマがNCPの未満たされた医療ニーズに対処する使命に向けた重要なマイルストーンを示しています。

結論: OKYOファーマとタフツメディカルセンターとのパートナーシップは、ニューロパシック角膜痛(NCP)の治療法を前進させる上で重要な一歩を表しています。OK-101を非オピオイド性鎮痛剤として開発することに焦点を当てることで、OKYOファーマはこの重篤な目の状態に苦しむ患者の生活の質を向上させることを目指しています。革新と患者ケアへの取り組みが、炎症性ドライアイ疾患や慢性疼痛に対する効果的で安全な治療法を提供するためのOKYOファーマの取り組みを支えています。

詳細については、OKYOファーマの画期的な研究と眼の健康向上への献身については、www.okyopharma.comをご覧ください。